ブログブログ by 友利昴

自分に関する記事を書いたものです。

オリンピック

画像多数!総決算!東京五輪(2021年)のザ・ベリー・ベスト・オブ・アンブッシュマーケティング!がんばるな、ニッポン!

前提から述べると、アンブッシュマーケティングとは、オリンピックなどの大規模イベントに乗じたマーケティング活動全般のことである。IOCや組織委などの五輪組織は、長らくこれをすべて知的財産法上問題であるかのように喧伝し、社会を牽制してきたが、誤り…

東京五輪に興味のない人必見!五輪期間中に観るべき映画ベスト5

緊急事態宣言という異常事態下で開催されることになった2020年東京オリンピック。解放的な雰囲気にのまれて世間の外出自粛ムードが減じていることに不安を感じ、なおも「五輪やってる場合か、ステイホームだろうが!」と思われるむきもあるでしょう。それに…

【書評】柴大介『IOCファミリーによるオリンピック商標の違法ライセンス問題を考える』(イマジン出版)—問題視すべきは違法ライセンス自体なのか

五輪マークなどのオリンピック関連商標にちょっとでも類似する商標を出願すると、4条1項6号に基づき、その商標出願は拒絶される(下図)。拒絶された出願人の主張はだいたいいつもこうだ。「私の商標は五輪の商標とは類似しないし、出所の混同を生じない」。…

東京オリンピックを延期・中止にする方法とは?

東京オリンピックを延期・中止にする方法とは?コロナウィルス騒動の中、前回の記事以降も、東京オリンピックの開催の是非について、毎日のように関係者の発言が相次いでいる。インパクトがあったのは米国トランプ大統領「1年延期した方がいいんじゃないか」…

それでも東京オリンピックが中止や延期にならない理由

新型コロナウィルス(COVID-19)流行の影響により、7年前から皆が楽しみにしていた(?)東京オリンピック・パラリンピックの開催に不穏な空気が流れている。 2月26日には、IOC委員のディック・パウンドが、AP通信などの取材に応じ、秋への延期や代替開催地…

アンブッシュマーケティングは許される?許されない?2019年のトピックから2020年を占う!

昨年末に発売の『オリンピックVS便乗商法―まやかしの知的財産に忖度する社会への警鐘』(作品社)で、オリンピックのアンブッシュマーケティング規制について論じてから約1年。この1年間、このテーマでの講演や発言の機会をいただくことも多く、「東京オリン…

自撮り写真の著作権すら奪われる? インスタのストーリーも規制? 東京五輪チケット購入・利用規約の問題点

2019年5月9日から、東京オリンピックのチケットの抽選申込が開始された。同時に「チケット購入・利用規約」も公開されたが、その内容の問題点が指摘されている。 それは端的に言えば、観客が会場で撮った写真、動画、録音した音声の「一切の権利」が、IOCに…

【七輪】東京大会組織委員会がアリアナ・グランデに仕掛けたアンブッシュ・マーケティング【五輪】

東京オリンピック大会組織委員会が、米歌手アリアナ・グランデに対して便乗商法(アンブッシュ・マーケティング)を仕掛けていたので記録しておきたい。 発端は、アリアナがInstagramに投稿した写真だ。自身の新曲「7 rings」にかけて、掌にタトゥーで「七輪…

「TOKYO 2020」を許可なしに使ったら商標権侵害か?

「TOKYO 2020」という言葉を許諾なしで使ったピンバッジを販売した愛知県の男が、商標法違反の疑いで逮捕された。容疑者は「『TOKYO 2020』が商標だとは思わなかった」と容疑を否認しているという。 www.sankei.com 知的財産権侵害で逮捕される人は、「『○○…