ブログブログ by 友利昴

自分に関する記事を書いたものです。

【重版】『エセ著作権事件簿』第6刷のお知らせ―妙にバズるのはなぜ?

『エセ著作権事件簿―著作権ヤクザ・パクられ妄想・著作権厨・トレパク冤罪』(パブリブ)ですが、この度、第6刷を数えることになりました。先々週くらいから出荷が始まっています。ゴールデンウィークの読書にはぴったりのタイミング。発売以来、コンスタントにご注文頂いており、著作権棚のトリックスターだったのが、本当に定番書の勢いになってきました。

エセ著作権事件簿 友利昴 重版

重版の度に、何かひと言記事を書いていて、もうあまり書くことがないのですが、ふと思い返すと、『エセ著作権事件簿』や『エセ商標権事件簿』の特徴として、妙にネットでバズるということがあります(そのせいもあり、ネット書店での在庫が不安定という側面も…)。振り返れば、発売以来、3ヶ月に1回位の割合で、数百、数千いいね単位でバズっています。私の投稿じゃなくても、別で書いた記事がバズったり、有名人が言及したことも少なからずありました。1回、2回ならともかく、それがこんなに持続している書籍はなかなかないんじゃないでしょうか。

私自身はあまり熱心にSNSをやるタイプではなく、ウケを狙っているわけでもないので、不思議な感じです。

実は、正確な実数はよく把握していませんが『江戸・明治のロゴ図鑑』『職場の著作権対応100の法則』も遜色なく読まれているのですが、ネットでバズるのは圧倒的に『エセ著作権事件簿』です。

それが3年近くも続いているなんて珍しいと思います。それだけ「エセ著作権」という事象に多くの人が関心を抱いているということと、そこにしっかりと刺さるセンセーショナルな企画を立てた版元のパブリブの編集者・濱崎さんのセンスが素晴らしかったのだと思います。ネットで見かけた方は、ぜひ、本を手に取って見て頂ければと思います。

友利昴『エセ著作権事件簿―著作権ヤクザ・パクられ妄想・著作権厨・トレパク冤罪』(パブリブ)

エセ著作権事件簿 友利昴

友利昴『エセ商標権事件簿―商標ヤクザ・過剰ブランド保護・言葉の独占・商標ゴロ』(パブリブ)

エセ商標権事件簿 友利昴