出張でドイツに行ってきました。ドイツなんて、この仕事で行くことは珍しい。部門では過去のドイツ出張の例なんかないし、情報皆無で不安になりました。これがイギリスなら、まだ文学、映画、音楽などで馴染みがあるけど、ドイツだよドイツ。私が唯一知ってるドイツのミュージシャンはラムシュタインだけで、それだって空耳アワーで知ったのである。
それはともかくあっという間に出発の日となりました。
ドイツまでは実に飛行機で12時間もかかるとのこと。これだけ長時間のフライトにおいては、重要なのは隣の座席の人。変なやつだったら長丁場の気分は最悪だ。こればっかりはその時になってみないと分からないのでドキドキしましたが、ふたを開けてみれば日本の女子大生二人組だった。問題ない、全然問題ないよ!幸先のよいスタートをきりました。
しかし、隣が女子大生ともなればそれはそれ。私は頭がおかしいので、常にカッコつけておかなくてはと脳がおかしな方向にイッてしまい、常時海外慣れした英国紳士のごとく振る舞い続けたため、結局まんじりともできなかった。おかげで12時間後にはすっかり体調を崩してしまいました。
到着後、国内便に乗り換えなくてはならなくて、乗り継ぎのためのシャトルバスに揺られる中で完全にジャパニーズ・リバースを覚悟したものの、なんとかサムライ魂で堪えました。国内便では隣が誰だろうがアイ・ドント・ケアーということで爆睡。なんとか回復。
ホテルに着いて、Wi-Fiがつながる事を確認して、風呂に入って就寝。ところで、僕は割と潔癖気味なので、ホテルの質は毎回懸案事項です。今回吟味してネゴして綺麗なホテルをとれたのでよかった…。当初いっそドサクサにまぎれて五ツ星をとってやろうと画策したのですが、値段を見てさすがに引いたし、黙って泊まっても怒られるなと思ってやめました。その五ツ星は、泊まったホテルの隣だったんですが、マイケル・ジャクソンが泊まるようなロビーだったよ…。