ブログブログ by 友利昴

自分に関する記事を書いたものです。

本当にあった!珍名商品35!!

私、姉妹がいなかったりするので、女性週刊誌には縁が全然なかったんですよ。あんまりワイドショー的な番組も見ないし…。そんな体たらくにも関わらず、今週の『週刊女性』(主婦と生活社)では自分の記事が載っているのだから、世の中分からないものです。

「本当にあった珍名商品35!」という5ページの特集に寄稿させて頂いたのです。『それどんな商品だよ!本当にあったへんな商標』と、『へんな商標?2』から抜粋したネタに、新たにコメントを書き下ろしたという内容になっています。

これ、非常に読み応えありますよ。私、自分の本では、商標権者への取材は敢えてしなかったんですよ。へんな商標から妄想を膨らませて、どんな商品かを想像していくプロセスがひとつの売りだったし、自分自身企業で働きながらという立場で、こういう(会社にとってメリットのない)取材対応が一番困るのはよく分かっていたのもありますし…。

それが、今回の特集では、さすが週刊誌! 多くの商標権者に取材を刊行し、へんな商標についてコメントを得ることに成功しています。これまで明かされることのなかったへんな商標の由来が今明らかに…! ひとつだけ紹介すると、「おしりシャンプー」の商標権者であるパナソニックのコメントに私はしびれましたね。

おしりシャンプーの由来を尋ねられて、「特別な由来はありません」と一刀両断したうえで、「そもそも弊社ではおしり洗浄シャワーのことを”おしり”と呼んでいます」とのご回答。そ、そうだったの!? 我々はおしりでおしりを洗っていたのか!?

う~ん、こんな回答が引き出せるなら、本でも取材したほうがよかったか? 多分、商標がらみの取材ということで、各企業の広報から法務・知財の方に確認がいったと思います。各社の知財部門の方の中には顔を存じている人もいるので、中には「アイツの本のアレかよ!」と思われた方もおられるかもしれませんが、この場を借りて厚くお礼申し上げます。

ともあれ、へんな商標に対する権利者のコメントが読めるのは『週刊女性』だけ! よかったら手に取ってみてくださいませ。

それにしても、なんで女性週刊誌は、人名に必ずカッコ書きで年齢をつけるのだろうか。きゃりーぱみゅぱみゅ(20)」の見出しに、思わず20ページを開いてしまったピュアな私です。

それどんな商品だよ! 本当にあったへんな商標 (文庫ぎんが堂)
友利昴 和田ラヂヲ
4781670970

へんな商標?2
友利 昴 和田ラヂヲ
482711174X