相変わらず、色々忙しいですね。作家としての仕事も取りかかっているもの、企画中のものがありますが、今日はイベント関係のお知らせです。
まず2月19日(水曜)に非営利の弁護士さんらの団体でアーティスト支援などをされているArts and Lawさんのご依頼で「もう怖くない!アンブッシュマーケティングを知る」というイベントに出させて頂きます。東京・飯田橋のマーケティング会社、ホットリンクさんで開催です。【2/18追記:コロナウィルスの影響で開催が延期になりました。振替日などについては後日のご連絡になるそうです】
もともと、規制内容が曖昧で、どこまでが規制対象か不明と言われる(あえてボーダーラインをぼかすことで自制を促す戦略である)アンブッシュマーケティングですが、私は、アンブッシュマーケティング規制は現在ではソフトになっていると分析しています。怖がっている人は90年代~00年代のめちゃくちゃなクレームがまかり通っていた時代か、日本の2013年~2018年初頭までのめちゃくちゃなキャンペーンの記憶が残っているだけかもしれません。法律と歴史を知ればそんなに怖くないんです。アンブッシュの実例もたくさん持って行きますね。
そして3月10日(火曜)は主催イベントです。「キャリア×知財」、「オリンピック×知財」と続けてきた「∞×知財」シリーズの第3回として「しくじり×知財―傷だらけの知財トーク スタートアップ編」と題し、スタートアップ関係者を3名お招きし、知財でしくじったエピソードを語り合うというイベントになります。東京・日本橋のサイボウズさんで開催です。【2/27追記:残念ながら開催が延期になりました。こちらをご覧ください】
スタートアップというと皆キラキラした話を語りたがるし、聞きたがると思うんですけど、僕そういうのもう飽きたんでね。今成功しているように見える人だって、その陰には、試行錯誤やしくじりが絶対あるんで。そのしくじったエピソードを「知財」をお題に語ろうではないかという企画です。
企画背景をいうと、最初は「ベンチャー×知財」というお題でした。ただ、正直あんまりピンと来てなかったんです。最近、特許庁や弁理士業界がベンチャー支援を謳っている中で、同じことをやってもなぁという気持ちがあった。共催のちざたまごさんも同じ印象だったようですが。
それでも特許庁で行っているベンチャー支援の取り組み「IP BASE」の事務局に話を聞きに行って、何かを掴もうとしていました。IP BASE自体はすごくいい取り組みだと思ってるんですが、僕はなんか「官公庁に民間の気持ちが分かりますかえ?」などと食って掛かってすみませんでした。そこを分かろう、寄り添おうとするのがIP BASEであり、素晴らしいのです!実際、寄り添ってほしいですしね。
ただ一般論として、官公庁や特許事務所が「彼らの論理」で民間企業、特に法務部や知財部というハブがないスタートアップ企業に尽くそうとしても、なかなかハマらないことが多いのも事実なんです。中には上手くやってる方々もいますよ。でもミスマッチがどうしても生じがち。そのミスマッチを炙り出すショーになれば、面白味も出るし、ベンチャー支援を謳うすべての知財関係者やスタートアップ関係者の「気付き」の機会になると思ったんです。
それを、霞ヶ関ビルで二人でB級グルメのようなパスタを食べているときに話し合って、やがて「しくじり」というキーワードが爆誕した事で、イベントの形が見えてきたんです。
今回、ゲストブッキングをちざたまごさんがしてくれていて、私は、以前から知っているメルカリ上村さん以外はなんと執筆時現在直接はお会いしていないのですが、又聞きの段階で「いや面白いじゃないっすか!」を連発しているので、これは面白くなりそうです。
あと今回本格的にスポンサーシップ制度を採り入れまして、こちらも社交的なちざたまごさんのおかげで多くの方のご協力をいただけております。
僕はオリンピックに関する普段の言動から、スポンサーシップ制度自体に否定的と思われることもあるんですが、そんなことは全然ないんですよ!一緒に盛り上げてくださるパートナーがいる。これって素晴らしいことですよ。
一方、さまざまな側面からイベントを盛り上げたいので、スポンサー、非スポンサー関係なしに、どんどんムゲンチザイにコミットしてほしいですね!いや~そう考えるとやっぱりアンブッシュマーケティングを規制する気持ちは分かりませんな!とその話に戻るんかい。
というわけで、プラチナスポンサーで商標業務の強い味方のToreruさん、シャンパンゴールドスポンサーで発明家の強い味方の発明ラボックスさん、その他ご覧のスポンサー各社の皆さんに感謝!!
どちらも両方よろしくお願いします!